生き残るために、温暖化対策を
2006年5月18日
5月18日、参議院環境委員会で質問をしました。テーマは「温暖化対策推進法」の改正案です。今回の中身は、「京都メカニズム」という制度を実施するために必要な手続きなどを定めるものです。
「地球温暖化」が進むと、気温が高くなって、夏の暑さが厳しくなるだけではすみません。異常気象で災害が増えたり、農作物に影響が出たり、海の高さが高くなって一部の地域が水没するなど、私たちの生活に大きな影響が起こることが心配されています。
この温暖化を防ぐためには、二酸化炭素をはじめとする「温室効果ガス」の排出を半分にしなくてはならいと言われています。その方向に向けて世界各国が努力するための、まず第一歩の約束が、1997年に日本が議長国となってまとめた「京都議定書」です。その京都議定書で日本は、温室効果ガスの排出を、 2008年から2012年(第一約束期間と言います。)の平均で、1990年に比べて6パーセント減らすことを約束しています。国内で減らせない分を、途上国などの外国で減らすことなどで相殺することが認めれており、そのためのしくみが京都メカニズムです。(FIFAは、このしくみを使って、ワールドカップで排出する二酸化炭素10万トンと同じ温室効果ガスをインドと南アフリカで削減することを発表しました。)途上国の削減に協力すること自体はいいことなのですが、その分、国内の削減努力が疎かになってはいけません。そのほか、様々な論点が世界のNGOや研究者たちから指摘されています。今回の質疑ではそうした点を中心に議論しました。23日には、東北大学の明日香壽川先生にお越しいただいて、私が参考人質疑を行います。温室効果ガスの削減を確実に、より良い方法で実現するためにがんばっていきます。
私たちひとりひとりが、日常生活のなかで“もったいない”精神で省エネを実現することも、温暖化対策として欠かせません。