私の決意 - 岡崎トミ子

私は、1990年に国政に送り出していただいてから、一貫して「共に生きる社会」と「人を大切にする社会」を目指して働いてきました。東日本大震災からの復旧・復興に全力を挙げる中でも、「共に生きる」考え方で男女共同参画、子ども、障がい者、高齢者、そして「新しい公共」と「地域主権」を大事にしてきました。共に生きる社会・人を大切にする政治を目指す取り組みは道半ばです。この挑戦を諦め、逆行を許すことはできません。


民主党政権で、地方が使い道を決める一括交付金制度を創設し、地方の財源である地方交付税を3年間で1.6兆円増額しましたが、一括交付金は廃止され、地方交付税も削減されました。もう一度、地域を元気にする政策を進めなくてはなりません。雇用の質の確保・向上も大事な課題です。


再出発にあたって、私たちは新しい綱領をつくり、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つことを確認しました。原発に依存しない社会を目指し、エネルギー・環境の「グリーン」、「医療・介護・健康の「ライフ」、農林漁業の重点3分野と、担い手としての中小企業を重視した「成長戦略」で雇用を創出、憲法を暮らしに活かし、人と地域の元気の回復を目指します。