2006年10月


活動ニュース

10月31日

出直してよ!「障害者自立支援法」10.31大フォーラムに、何と全国から15,000人もの皆さんが参加。国会で請願を受けました。昨年成立した「障害者自立支援法」によって4月から「応益負担」が始まり、さらに10月からは全面施行となっています。今回の請願では、応益負担の結果、障がいを持つ皆さんが通所やホームヘルプなどの利用を控えざるを得なくなっているなどの現実が強く訴えられました。私は参議院民主党を代表して、「皆さんの声に応えて民主党が既に自立支援法改正案を提出したことを報告し、真に自立を支援する施策を目指すことを訴えました。

     
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10月30日

フィリピンで起こっている「政治的殺害」についてNGOの皆さん、外務省・経済産業省・財務省、議員の意見交換会が開かれました。NGOからはアジア太平洋資料センター、アムネスティ・インターナショナル日本、国際環境NGO FoEJapan、日本キリスト協議会が参加され、現場の状況をお話くださいました。日本の支援で行われているダム開発に反対する住民のリーダーが殺害されるなど、最大の援助国である日本としても無関心ではいられません。11月10日は、この問題でフィリピンのサトゥル・オカンポ下院議員にお会いしました。

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10月25日

民主党『次の内閣』環境部門のアスベスト対策小委員会で、「アスベスト新法」施行後の状況について厚生労働省と環境省、石綿対策全国連絡会の古谷杉郎事務局長からヒアリング。多くの被害者が認定を受けられず、新法が、小池前環境大臣が繰り返し言われた「すきまのない救済策」となっていないことなどが明らかになりました。石綿対策全国連絡会の古谷事務局長からは、対策の作り直しの必要性が訴えられました。

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10月20日

反農薬東京グループをはじめとした市民団体の皆さんと「第2回室内殺虫剤散布勉強会」を開催。日本環境衛生センター技術顧問の田中生男先生から、「ゴキブリのIPM施工って何だ」というタイトルでお話しを伺いました。田中先生は厚生労働科学研究費補助金健康科学総合研究事業「建築物におけるねずみ・害虫駆 除等の対策に関する研究」の主任研究者。また、反農薬東京グループの辻万千子さんからも室内殺虫剤散布の現状と問題点についてお話しをいただきました。害虫による害の防止と化学物質による健康被害防止両立のために勉強ととりくみを 進めていきます。
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10月13日

ハンセン病関係の四者懇談会。全国ハンセン病療養所入所者協議会、全国国立ハンセン病療養所施設長協議会、厚生労働省と、国会議員(ハンセン病対策議員懇談会とハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会)の四者による意見交換の場です。

     

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10月11日

「沖縄県知事選挙 糸数慶子さんを励ます集い」で司会。野党5党が揃って応援。民主党からも鳩山由紀夫幹事長が出席。本当に幅広い皆さんが集まりました。糸数さんから、「団結が勝利を導く」を合い言葉に、基地のない沖縄、平和な日本、平和な世界をめざしてがんばるという力強いあいさつがありました。

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10月5日

原爆症認定集団訴訟全国弁護団連絡会、全国トンネルじん肺根絶訴訟弁護団、薬害肝炎全国弁護団による国会内集会。いずれも、国や厚生労働大臣を相手どった裁判で勝訴した弁護団です。敗訴した国、厚生労働大臣は、原告団・弁護団が求める協議、面談に応じないまま控訴しています。それぞれの事件の被害の深刻さ、早期可決の必要性を踏まえた取り組みが必要です。宮城県でもトンネルじん肺訴訟はこの10月12日に勝訴しています。

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10月5日

市民政策円卓会議に参加。子育て支援や、男女雇用機会均等法について内閣府と厚生労働省から説明を受け、市民の皆さんとともに意見交換を行いました。

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10月3日

民主党難病対策推進議員連盟。パーキンソン病と潰瘍性大腸炎の医療費補助を削減しようとする「難病医療費適用範囲見直し」についてヒアリングと意見交換。当事者である日本難病・疾病団体協議会(JPA)、全国パーキンソン病友の会、IDBネットワーク(潰瘍性大腸炎)の皆さんと、厚生労働省の担当者からヒアリングを受けた後、意見交換。根本的な問題として難病対策に充てる予算が不足していることを再認識しました。

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10月3日

「地球規模問題に取り組む国際議員連盟(GPA)」の勉強会。元国連難民高等弁務官で国際協力機構(JICA)理事長の緒方貞子さんから、「人間の安全保障と法の支配」というテーマで講演をしていただきました。ルワンダの国会議員に占める女性の割合が高いことを挙げて、紛争後の復興における女性の役割について質問。紛争後は多くの男性が亡くなったり傷ついていることもあって、女性に焦点をおいた復興が、平和構築の意味で大変重要だと伺いました。難民高等弁務官の時代1992年に難民支援の目的でジュネーブの事務所をお訪ねしたのが最初の出逢いでしたが現在も尚JICA理事長としてご活躍され、ルワンダの女性が活躍できる基盤づくりに大変努力をされたことが分かりました。


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