2007年05月


活動ニュース

5月31日(木)
障がいのある子ども、ない子どもがともに学ぶ教育に向け、市民の皆さんとともに文部科学省と意見交換。学校教育法の施行令が改正され、障がいのある子どもがどの学校に行くかを決める際に保護者の「意見を聴く」ことにはなりましたが、本人や親が普通学級での教育を選択できる仕組みにはなっていません。今回の改正の内容や今後に向けた考え方を文部科学省から聞いて意見交換をし、教育におけるノーマライゼーションを進めている埼玉県東松山市の坂本祐之輔市長のお話を伺いました。

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5月24日(木)
米国最大の人権NGOのヒューマンライツウォッチ(HRW)でアジア地区を担当するソフィー・リチャードソン博士をお迎えして意見交換会。地元での活動からとんぼ返りして参加。世界で起きている人権問題解決のために、日本の役割への期待が高まっていることが訴えられ、今後の連携について意見交換を行いました。

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5月23日(水)
戦略的環境アセスメントについて、東京工業大学の原科幸彦教授のお話を伺いました。この日はほかに、労働組合から温暖化政策について考え方を伺い、また、民主党東京都連の馬場裕子都議や中山義活前衆議院議員から築地市場の移転問題について説明をしていただき、意見交換を行いました。


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5月22日(火)
環境委員会で「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案」の審議。発電所などで発生する二酸化炭素を分離して海底に貯留するCCS技術の実験・実用化できるようにするための法改正です。CCS技術はまだ商業レベルでの実用化の見通しは立っていません。地球温暖化対策全体に関するテーマに時間を割いて質問をしました。温室効果ガス排出削減の中長期計画を策定することを強く求めました。

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5月21日(月)
「ビルマの民主化に向けた日本議連とアセアン議連の国際会合」アセアン諸国米国、日本などの国会議員が集まり、ミャンマーの民主化に向けた意見交換などを行いました。

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5月18日(金)
「STOP!THE格差社会」と題して、労働組合「連合」の高木会長、古賀事務局長を講師に勉強会。連合が全国9か所で行った「市民との対話集会」んなどを通して把握された地域の声を伺いました。

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5月17日(木)
4月27日の判決をめぐって、弁護士や原告を支える市民団体の皆さんからお話しを伺いました。

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5月15日(火)
IAEA(国際原子力機関)で米国を代表する、在ウィーン国際機関米国代表部、グレゴリー・シュルテ大使とテレビ会議を行いました。米国とインドの原子力協力問題、イランの核問題について米国政府の考え方を伺った後、疑問点について若干の質疑を行いました。大使は真摯な態度で米国の立場を説明してくださいましたが、米印原子力協力がNPT(核不拡散条約)体制に例外を設け、弱体化してしまうのではないかと言う心配を解消することはできませんでした。核廃絶という目標に向かって日本政府がより積極的な姿勢を取るよう、求めていきます。


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5月10日(木) 

京都大学経済学部の諸富徹准教授を講師に、党財務金融・経済産業・環境・国土交通・総務部門/税制調査会合同勉強会が行われました。テーマは、「ドイツ・イギリスにおける環境税制改革と政策理念」。両国とも、環境税による収入を社会保険に使うなどして、税収中立で雇用を守る制度設計になっていることなどが説明されました。民主党も地球温暖化対策税の導入を主張しています。

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5月9日(水)
パート労働法改正案で代表質問

 政府案は差別拡大法案。 均等待遇を実現しよう!

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 参議院本会議で代表質問を行い、パート労働法改正案について安倍総理に質問をしました。
 この法案はパート労働者に対する差別を禁止する法案という触れ込みでしたが、実際に差別禁止の対象になるのは、1200万人もいるパート労働者のうち、政府の試算でも4?5%と、ほんのわずかです。3つの厳しい条件にあった労働者しか対象にしないためで、実際にはもっと少ない、あるいはほとんどいないのではないかと言われています。それどころか、この法案が通ると、条件に合わない労働者への差別が正当化されてしまう心配さえあるのです。場合によっては、正社員でさえ、条件に合わないことを理由にパートに転換させられてしまうかも知れません。
 質問では、衆議院に提出した民主党の独自案を念頭に、均等待遇、長時間労働の是正、正社員の労働条件確保、中小企業への支援の充実、少なくともフルタイムで働けばちゃんと生活できる最低賃金の引き上げを訴えました。
 党として、残る参議院での議論で少しでも成果を得るためにがんばりますが、自民党と公明党が多数を占める国会では、残念ながら法案成立を阻むことは難しいです。なんとしても政権交代を実現しなければと、さらに気合いが入りました。

 質問の全文を掲載しますので、どうぞご覧ください。
 参議院のホームページで、質問の模様を動画で見ていただくこともできます。
 動画をご覧いただく場合は、参議院インターネット審議中継の「ビデオライブラリー」のページから、5月10日の本会議をお選びください。(http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php

5月9日(水) 

アムネスティ議連主催の国際人権セミナー。フィリピンで多数の政治家や活動家などが殺され、国軍の関与が疑われている「政治的殺害」が議題。この問題については、私もNGOの皆さんやフィリピンの国会議員の方からお話しを伺い、政府にフィリピン政府への働きかけなどを求めてきました。
今日のセミナーでは、アムネスティ・インターナショナル日本やNGOの皆さんらとともに国連特別報告者のフィリッピ・アルストン教授のお話を伺い、意見交換をしました。
2月にフィリピンを訪れたアルストン教授は、この問題に国軍が関与していることを示唆、大統領が国軍に依存していて有効な手段を取りにくい状況にあることなどを説明し、国際社会による働きかけが重要であるとして、日本政府の取り組み強化に向けて国会の役割に期待すると述べられました。
民主主義を脅かし、多くの人命を奪っているこの問題、日本の資金が使われている公共事業に反対していた住民グループのリーダーが殺害されていることもあり、日本としても重大な関心を持ち、フィリピン政府に適切な対応を求めなければなりません。

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5月8日(火) 

民主党の地球温暖化対策、生物多様性保護のために政策、環境汚染による健康被害者を救済するための方策について議論しました。

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5月1日(火)
仙台でメーデーに参加。雇用と公正な労働条件を守り、格差を是正するために力を合わせていくこと、参議院選挙という政治を変えるチャンスを生かすために闘うことを訴えました。

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