2006年06月15日


活動ニュース

6月15日
民主党提出者の千葉景子議員・喜納昌吉議員と

「戦時性的強制被害者問題解説促進法案」提出
7回目の提出となった民主党が戦後補償問題として取り組んでいる「戦時性的強制被害者」に対する 法案は、4年ぶりに内閣委員会で趣旨説明が行われ継続審議となりました。


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2006年6月15日
 
殺虫剤などの使い過ぎや、不適切な使い方などから
生活環境と健康を守る法案を提出

5年がかりで市民団体の皆さんとつくってきた2本の法案を、ついに今国会に提出しました。「殺虫剤等の規制等に関する法律案」と「害虫等防除業の業務の適正化に関する法律案」です。国会閉会ぎりぎりの6月15日には、参議院の環境委員会で法案の目的や中身を説明する「趣旨説明」を行いました。

大人だけで70万人

農薬や殺虫剤、殺菌剤、除草剤などの薬剤は、農地だけでなく、住宅地や商店街、学校、病院、公園、街路樹など、私たちの生活環境の多くの場面で使われています。もともとこれらの薬剤の成分は身体には毒ですから、使い方が悪かったり、他の人が使ったものを知らずに吸い込んだりして、たくさんの人たちが健康被害にあっています。化学物質過敏症の原因になったと思われる場合もあります。

また、大人だけで70万人と言われる化学物質過敏症の患者さんにとって、こういう薬剤を吸ったり、身体に触れたりすることは命に関わる危険なことですが、いつ、どこで、どういった種類の薬剤が使われるか分からないために不安な日々を過ごしている方も大勢います。

守るべきルールは・・・

そこで「殺虫剤等の規制等に関する法律案」は、殺虫剤などに使い方や、人の健康や生活環境にとってどういう危険があるかなどをきちんと書くことを義務づけています。また、住宅地で大量に撒くような場合に守るべきルールを都道府県知事などが決めることにしています。そういう場合には、工事現場のように、いつ、どういう薬剤を撒くか掲示をするしくみもつくります。

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